ご挨拶
仙台ワークキャンパスは、2009年5月1日に多機能型障害者支援施設として、仙台市太白区袋原に開設いたしました。十数年を経て現在は、就労継続支援B型、生活介護、施設入所支援、共同生活援助等の事業を行っています。運営母体である社会福祉法人共生福祉会は、初代会長でもある福島禎蔵翁が私財を投じて昭和40年に設立されました。翌昭和41年に障害のある方々が誇りと自信を持って働くことができる環境という意味を込めて、働き、学び、成長~ワークキャンパスと名付けた前身でもある重度身体障害者授産施設西多賀ワークキャンパスが誕生しました。
私ども仙台ワークキャンパスは以来、働くということを支援の中心に据え、就労継続支援B型ではもちろん、生活介護でも生産活動を主な活動として取り組んできました。また職住分離を基本として、自分らしく安心して生活ができる環境として、今まで行ってきた介護サービス包括型共同生活援助(さくらホーム)に加え、令和5年4月1日から新たに外部サービス利用型共同生活援助(すみれホーム)、同年10月には仙台市地域生活支援事業(日中一時支援)の運営を開始いたしました。
仙台ワークキャンパスは、「ひとり一人の生命を大切にし、互いに認め合い、共に生きる」を経営理念に掲げ、職員全員が理念を体現し成長することで利用者の皆さまに貢献したいと考えています。
この度ホームページをご覧いただいた皆さまと新たな出会いや交流に繋がることを心から願っております。
令和5年4月 仙台ワークキャンパス園長 佐藤博英
施設の概要
<施設種別>
多機能型事業所
(障害者支援施設・就労継続支援B型)
介護サービス包括型共同生活援助
外部サービス利用型共同生活援助
仙台市地域生活支援登録事業所
(日中一時支援)
<利用定員>
●施設入所支援---35名
●生活介護---40名(うち通所5名)
●短期入所---2名
●日中一時支援(日帰りショートステイ)ーーー2名(短期入所等の空室利用)
●就労継続支援B型---35名
●介護サービス包括型共同生活援助---10名
●外部サービス利用型共同生活援助---10名
<建物概要>
●障害者支援施設(もみの木園)敷地面積 2,725.88㎡ 居室(個室) 14.76㎡ トイレ・浴室共同
●生活介護事業棟(地域交流ふれあいホール・いきいきホール)敷地面積 1,693.44㎡ 延床面積 703.08㎡
●就労継続支援棟 敷地面積 4,067.95㎡ 延床面積 1,771.47㎡
●介護サービス包括型共同生活援助(さくらホーム) 敷地面積 1,250.17㎡ 居室(個室) 14.76㎡ トイレ・浴室共同
●外部サービス利用型共同生活援助(すみれホーム) 敷地面積 1,250.17㎡ 居室(個室) 14.76㎡ トイレ・浴室共同
<職員の配置状況>
障害者支援施設(日中一時支援を含む)および就労継続支援B型/管理者(園長)・サービス管理責任者・生活支援員・職業指導員・看護職員・事務員・嘱託医師・栄養士・調理員
共同生活援助/管理者(ホーム長)・サービス管理責任者・生活支援員・世話人・事務員
(法人として初の施設であった重度身体障害者授産施設西多賀ワークキャンパス開設にあたり)
福島初代会長は常々、「単なる授産所として内職的なもので甘んずるようなものにしたくない。もっと人間として絶対的幸福を追求する理想を高く掲げて、身障者であるからこそ高度の技術が要求される授産をしたい。働くことだけでなく修養し向上していくものにしたい」と話しておられ、特色のある名前を考察されていた。
その中で、ワーク「仕事」「働く」とキャンパス「学校の庭」「青年の教養の場」を伴わせて、「働く学園」を意味するワークキャンパスの語源提案があり、西多賀の地名を冠して「西多賀ワークキャンパス」という名が生まれた。
名称決定に際して、英文学者の小林淳男氏の意見を伺ったところ、「いいですね。キャンパスという語のそのものの意味は、原っぱ、野原という事です」との事であり、会長は当時の敷地がヤブ原であったことを思い浮かべられて、これに決めましょうという事になり、ここに西多賀ワークキャンパスの名が決まった。(共生福祉会史より)
仙台ワークキャンパスは、仙台の実業家:福島禎蔵が昭和40年に設立した社会福祉法人「共生福祉会」の母体施設
旧西多賀ワークキャンパスを継承し、平成21年5月1日に開設いたしました。