<施設の目的>
当苑は、身体上の障害等のために施設の生活介護サービス、施設入所支援サービス、短期入所サービスの利用を希望する身体障害者に対し、生活介護、身体機能の維持・改善及び治療等を行いつつ、個人が尊厳を持ってその人らしい健康で文化的な自立した生活の場を提供することを目的に運営されています。
個人の自立・利用者主体を基本として、個別支援計画に基づく生活の場の提供、質の高い生活支援等の福祉サービスの提供及び地域福祉との連携等を念頭に置きながら、施設運営を行っています。
<施設の運営方針>
当苑は、重度身体障害者の生活施設であることの意義の重さを念頭に置き、次の基本姿勢により利用者を主体とした施設運営を推進します。
1.利用者の思いやニーズを受け止め、利用者主体の運営をする。
2.利用者の人格や人権を尊重し、健康で豊かな生活環境をつくる。
3.利用者の自立と社会参加を適切に支援する。
4.利用者への虐待などを禁止する。
5.地域の中の一員としての施設を目指す。
法人設立者(初代会長)
福島禎蔵(1890-1979)
<施設概要>
施設種別
障害者支援施設(仙台市指定 第0415400092号)
利用定員
生活介護・施設入所支援 50名 短期入所 2名
面 積
敷地 4,390㎡ 建物 1,618㎡
各 室
居室 3人部屋 12室 2人部屋 10室
静養室・浴室2室・機能回復訓練室・食堂・集会室
職 員
管理者(苑長)、サービス管理責任者、嘱託医師、看護職員、生活支援員、栄養士、事務員、機能訓練士
<施設の沿革>
昭和55年(1980年)4月 1日
身体障害者療護施設として入所定員50名で開設
昭和63年(1988年)1月25日
ショートステイ受入開始(定員2名)
平成15年(2003年)4月 1日
指定身体障害者療護施設(宮城県)
〃
指定身体障害者短期入所事業(宮城県)
平成21年(2009年)4月 1日
障害者自立支援法に基づく障害者支援施設に移行
(生活介護、施設入所支援、短期入所)
<施設の環境>
当苑は仙台市中央部から南西に7Kmの地に所在しており、近隣には八木山南団地、八木山動物公園、遊園地、仙台赤十字病院等が所在しています。
また国有林に隣接し緑豊かな閑静な環境にあり、利用者の生活の場として好適の地です。
正面玄関
<施設名の由来>
・「萩の郷」・・・宮城県の県花として親しまれている「萩」にあやかって、この地一帯が県民に愛されるものになってほしいこと、身体の障害と闘いながら明日を築いていく人が清楚でやさしさを湛える萩の花のように心豊かな人に成長してほしいという理由で多数の公募の中から選ばれた。
・「福寿苑」・・・入所しておられる方達が強い不屈な意思の持ち主になってほしいということで、花のたくましさにあやかって命名された。また、「福寿」には、故福島禎蔵翁の長寿を希う願いもこめられ翁の一字を頂いてつけられ、当苑は萩の郷福寿苑開設の5年後に二番目の施設として開設となった(共生福祉会史より)
<ご利用について>
~ご利用対象者~
①
18歳以上65歳未満の方
②
障害者手帳をお持ちの方。なお、主たる障害者を身体障害者としておりますので、随時ご相談下さい。
③
各市町村で発行される障害福祉サービス受給者証をお持ちの方。なお、障害福祉サービス受給者証に記載された障害支援区分によって、利用できるサービスが異なります。
障害者支援施設に入所される場合
●
・・・
障害支援区分が4以上(50歳以上の方は区分3以上)
短期入所(ショートステイ)をご利用される場合
●
・・・
障害支援区分が1以上
<利用料について>
①食費
(施設入所)1日 1,480円(朝食381円 昼食576円 夕食523円)
(短期入所)1日 1,480円(朝食381円 昼食576円 夕食523円)
※
※
食事提供体制加算対象の方は、上記金額より減額となりますのでお問い合わせ下さい。
②光熱水費
1ヵ月 10,500円(短期入所の場合、1日345円)
介護給付費の利用者負担金
③
障害福祉サービス受給者証に記載された金額です。個別の事情により減免措置が適用されたり、食費・光熱水費が軽減となる場合があります。
④その他
(希望される方)
・預り金管理料 1ヵ月 2,000円
通帳を施設でお預かりして日々の金銭管理を施設職員が代行します。
上記の他、医療費、私物クリーニング代、理美容代、趣味等に係る費用、共用品で対応できない介護用品等は自己負担となります。
<Q&A>
Q.
萩の郷第二福寿苑はどのような施設なのですか?
A.
身体などに障害をお持ちの方が生活している障害者支援施設です。事業としては、主として生活介護サービスと施設入所支援を行っており、男女あわせて50名の方達が生活しております。
Q.
生活介護とはどのようなサービスなのですか?
A.
日中の介護サービスについては、生活介護サービスとなります。内容は、入浴、トイレ、食事、その他日中の日常生活全般におけるサービスを行います。また、日中活動(教室活動・趣味の活動)や機能訓練等の支援、協力医療機関等への通院付き添いと送迎サービス、日中の外出支援、季節にちなんだ各種行事についても、生活介護サービスとなります。
Q.
施設入所支援とはどのようなサービスなのですか?
A.
夜間の介護サービスについては、施設入所支援となります。夕方5:30から、翌朝8:30まで、夕・朝食を含めた夜間における生活全般におけるサービス支援を行います。
Q.
個室はありますか?
A.
誠に申し訳ございませんが、今現在個室はありません。2人部屋、3人部屋にそれぞれプライベートカーテンおよび床頭台、棚が用意されております。
Q.
入所利用を希望しているのですが、どのような手続きが必要ですか?
A.
当施設への入所については、施設入所サービス(生活介護・施設入所支援)と、短期入所(ショートステイ)の2つの利用方法があります。
●
施設入所サービスとは、基本的に当施設に生活介護と施設入所支援サービス利用の契約を行い、施設に居住し、個別支援計画(ケアプラン)に基づき、生活支援をうけることができるサービスです。
要件として・・・
①
障害者手帳と、障害福祉サービス受給者証をお持ちであること。
②
当施設の入所待機者(順番待ち)になっていただくことが必要になります。(待機者の順番がきた段階でご連絡させていただくとともに、入所利用前の生活や介護状況等の調査におうかがいいたします。)利用料のお支払いについては、口座振替による自動引落しが利用できます。
※サービス等利用計画書の作成が必要になります。詳細については受給者証同様に最寄の市町村福祉事務所にご相談ください。
●
短期入所とは、短期間の滞在(ショートステイ)利用をしていただくサービスです。基本的には、生活に必要な寝具(枕、パジャマ、毛布等)や消耗品、日用品(歯ブラシ、ティッシュ、タオル、入浴を利用される場合のバスタオル等)、お薬、お金等は、ご利用者様で用意および管理していただきます。また、利用終了時に利用料(食事代、光熱水費、介護給付費負担金)を実費でお支払いいただきます。
要件として・・・
〇
障害福祉サービス受給者証をお持ちであり、かつ短期入所(○日/月)が支給決定されていることが必要になります。
※身体障害者手帳の交付申請や、入所待機者への登録方法、障害福祉サービス受給者証については、最寄りの市区町村福祉事務所にご相談下さい。
Q.
生活介護、または施設入所支援のみ利用する事はできますか?または夜間のみ短期入所を利用する事はできますか?
A.
利用は可能ですが、基本的に入所施設の形態をとっておりますので、入所待機の方が優先となります。床数が定員に達している場合等は利用ができない事がありますので、お早目にご相談ください。
Q.
施設の見学はできますか?
A.
月・火・木・金曜日は午後から入浴を実施しておりますので、午前中のみ。水曜日は午前・午後ともに見学可。※行事などにあたる場合がありますので、希望日を事前にお電話等でご相談下さい。
Q.
機能訓練やリハビリについて教えてください。
A.
毎週火・金にグループ訓練、随時個別訓練を実施しております。グループ訓練では、20~30名で一緒にストレッチ、軽体操、手指運動、口腔体操を行っています。個別訓練では、立位訓練、歩行訓練、訓練台上での基本動作、関節可動域訓練、物理療法等を実施しております。訓練、リハビリについては機能訓練士が個々に応じた計画を作成して行っております。
Q.
医療的ケアについての体制は?
A.
地域の各医療機関を協力医療機関として登録させていただき、連携しております。また、嘱託医が毎週木曜日に回診を行い、利用される皆様の健康管理を行っております。なお、当施設では、看護師の夜勤体制はとっておりません。医療的ケアについての詳細は当施設までお気軽にご相談下さい。
Q.
面会時間について
A.
8:30~19:00
※感染症対策により面会時間の変更などがある場合がございます。
Q.
洗濯物について
A.
施設内で職員が対応いたします。他にクリーニングの利用も有料にてできます。
<日中活動(教室活動)の紹介>
手芸
看板・しおりの作成のほか、ちぎり絵や七夕飾りの作製などを行います。
書道
利用者個々に題目を選んでいただき、自由に書いたり、芋煮会展示用作品や書初めなども行います。
音楽
コーラスの練習・カラオケなどを楽しみます。
娯楽
ボッチャや卓球など簡単なゲームを行います。
※各教室活動については、状況により内容が変更される場合があります。
<主な年間行事の紹介>
新年会
年の初めにふさわしい余興などを行い、皆んなで楽しみます。
いも煮会
利用者の方のご家族をお招きし、秋の味覚のいも煮を楽しみます。1年間各種教室活動で作成した作品を披露する場ともなっており、ご家族にも大変好評な行事となっています。
忘年会
1年の締めくくりと同時に来年もよい年でありますようにと願いを込めておいしい食事と余興を楽しみながら行います。
外出支援
全利用者を対象に、ショッピング、ランチ、水族館、定義山などへ外出し、普段は味わえない雰囲気を楽しむことができます。
※年間行事について、状況により内容が変更となる場合があります。
<1日の流れ>
6:00
起床・洗面
7:30
朝食
9:00
活動準備
9:30
午前の活動
日中活動・機能訓練等
(火・金)女性入浴
12:00
昼食
13:30
午後の活動
日中活動・懇談会等
(月・木)男性入浴
(火・金)女性入浴
18:00
夕食
19:00
就寝準備
21:30
消灯・就寝
※表は一例ですので、日によって変わります。
<生活あれこれ>
入浴
入浴
週2回(男性:月・木、女性:火・金)
リネン交換
週1回 水曜日
買物
テルマート 週2回 食料品・雑貨中心
イオン鈎取他 月1回 衣料品・寝具中心
懇談会
月1回 苑長の話、生活・行事・親睦会に関する連絡等
機能訓練
月~金 個別機能訓練 火・金 グループ機能訓練
理美容
月2回 外部委託業者による
眼鏡・補聴器
不定期 業者によるクリーニング及び調整
生活相談日
月1回
居室替え
より良い居室環境のため見直しを検討の上実施
<アクセス>
〒982-0804
仙台市太白区鈎取字御堂平38番地
TEL:022-244-0118
FAX:022-244-6959
EMAIL:nifuku@haginosato.jp
【交通案内】
<公共交通機関利用>
仙台市営地下鉄東西線/八木山動物公園駅下車
仙台市営バスに乗り換え
日赤病院・八木山南経由 長町南駅・長町駅東口行き
八木山南5丁目下車 徒歩7分
徒歩でご来苑の方は写真の入口(スロープ)よりお入りください。
※当苑最寄りのバス停
・仙台市営バス/八木山南5丁目
・宮城交通バス/八木山南団地
<自動車利用>
仙台駅より約25分
仙台南インターより約20分
※近隣の目印には「日赤病院」「ひより台大橋」等があります。
お車でご来苑の方は写真の駐車場入口よりお入りください。
<お問い合わせ>
萩の郷第二福寿苑では、入所申込み・施設見学は随時受付けております。お気軽にご相談ください。
また、お問い合わせはメールでも受け付けておりますので、下フォームよりお気軽にお問い合わせください。
<採用情報>
萩の郷第二福寿苑では随時、生活支援員(介護職員)を募集いたしております。
見学してみたい方、話を聞いてみたい方、お気軽にお問い合わせください。
<問い合わせ先>
社会福祉法人 共生福祉会
萩の郷第二福寿苑
〒982-0804
宮城県仙台市太白区鈎取字御堂平38番地
TEL:022-244-0118
FAX:022-244-6959
または最寄りのハローワークにお問い合わせください。
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第二福寿苑の住所、連絡先等